語数:46,938、YL:6.5
YLはSSSの書評検索で調べたものだが、個人的にはかなり読みやすくて、YL4.5くらいの印象だった。
多読におすすめ、と様々なサイトで推薦されているだけのことはあって、ストーリーは結構面白い。過去と現在が入り混じる構成のため読みにくい、というレビューもあったけど、日本語の小説でもそういうのはよくあるので気にならなかった。
主人公スタンリーが少年たちのコミュニティ(矯正施設)に入るという話のため、少年同士のイザコザとかの描写が多かったら嫌だなと思っていたのだけど、そういうのはそこまでなくて良かった。結末に関しては、もう少し捻ってくるかと思ったので若干肩透かしな部分もあるけど、おおむね満足できた。