英語学習

【英語多読】100万語到達までの軌跡

英語の多読をする際の1つのマイルストーンとして、「100万語読む」というのがあると思う。先日、自分も100万語に到達したので、その記録をまとめてみることにした。

100万語読むのにかかった期間

2022年8月21日に最初の1冊を読み、2023年2月26日に読み終わった本で100万語に到達。ほぼ6ヶ月、38,667語/週、5523語/日のペースだった。もともと寝る前に布団の中で本を読む習慣があったので、読む本が日本語→英語に変わったものの、それまでと同じく習慣として続けられた。

最も多くの冊数を読んだシリーズ

Oxford Reading Tree:102冊、計75,571語 YL0.5~1.1

自分が多読を始めた当初はOxford Reading Treeばかり読んでいた。ほとんどがYL(読みやすさレベル)0のため、内容がわからないということがほぼ無いのが良い。多読を始める際は自分のレベルがわからなかったので、Oxford Reading Treeの複数のレベル(Stageという)を適当に振って何冊か借りて読んでみて、結局Stage5から読みはじめることにした。Stage5以降のものはほとんど読んだと思う。

個人的にはORTはイラストも好みで、楽しく読めた。多読用の本の多くは図書館で調達しているのだけど、ORTは1冊あたりの語数が少なく、すぐに読み終わるため、近隣の図書館でも並行して借りたり、平日仕事帰りに図書館に行って借りたりして、とにかく回転数を上げて読んでいた。

最も多くの語数を読んだシリーズ

Rainbow Magic:25冊、計107,382語 YL2~2.5

Rainbow Magicは多読開始後、約27万語読んだタイミングで読み始めた。かわいらしい妖精と女の子が悪いゴブリンを懲らしめる、という話だが、イギリスの女の子(7~9歳くらい?)に人気のシリーズらしく、100冊以上刊行されている。自分は25冊まで読んで断念したが、1冊あたり約4000語あるため、語数としては最もこのシリーズが多くなった。

Rainbow Magicは毎回同じようなパターンの話が続くのが良いところでもあり悪いところでもある。同じような表現・語彙が本当に何度も繰り返し出て来るから、自然とその語を覚えられるのが良いところ。毎回同じような話で飽きて来るのが悪いところ。

多読の供に使った本

多読開始当初は本の選び方に迷う事が多かったけど、最初から「読書記録手帳」を使っていたのは正解だった。多読によく使われる児童書、Graded Readerのリスト、YL(読みやすさレベル)、おすすめ度などが載っていて、図書館で本を選ぶときにこれを見ながら選んでいた。この本には、多読の進め方に関する簡単な解説も乗っており、多読に初めて取り組む人にはぜひおすすめしたい。