語数:9,145、YL:3.0
ロアルド・ダールの児童文学。キツネと人間の知恵比べ、という程でもなく、賢いキツネと愚かな人間、という感じ。イギリスの児童文学はアメリカのものと比べ、皮肉が多かったり、過酷な家庭環境を描いているものが多いと聞いたことがあるが、本作も人間の描き方がかなりひどい。
ちなみに、この本を読むのは2回目で、前回は多読30万語くらいの時に読んだのだけど、100万語を超えた今読むと読みやすさが全然違う。前回(30万語の時)は全然わからなくて、途中投げ出そうかと思いながらも無理矢理最後まで読み通したのだけど、今回はめちゃくちゃ簡単に感じてさらさら読めた。
前読んだ本を再読するのは、自分の読解力の向上を実感できて良い。定期的にやろうと思う。