Marvin Redpostシリーズ YL2.5、総語数51,063語(全8冊)
タイトル | 語数 |
Marvin Redpost#1 Kidnapped at Birth? | 5209 |
Marvin Redpost#2 Why Pick on Me? | 4631 |
Marvin Redpost#3 Is He a Girl? | 6119 |
Marvin Redpost#4 Alone in His Teacher’s House | 6698 |
Marvin Redpost#5 Class President | 5845 |
Marvin Redpost#6 A Flying Birthday Cake? | 7249 |
Marvin Redpost#7 Super Fast, Out of Control! | 7350 |
Marvin Redpost#8 A Magic Crystal? | 7962 |
英語多読界隈では”HOLES”で有名なLouis Sacharの児童書。YLは2.5でHOLESよりもかなり易しいため、多読の比較的早い段階で読める。
正直、最初の2冊目くらいまでは、子供の学校生活を描いたよくある児童書かと思っていた。ただ、なんとなく心に引っかかる何かがあったのでギブアップせずに読み続けた。
すると、4巻の”Alone in His Teacher’s House”でちょっとびっくりした。この巻を機に、急にMarvin Redpostシリーズに心を掴まれてしまった。と同時に、なぜこのシリーズが心に引っかかったのかもわかった。
本シリーズで描かれているのは、小学3年生のMarvinの”なぜ自分のことが理解してもらえないんだろう”という不安、悩み、恐れ。Marvinはクラスメイトと比べても非常に優しく、思いやりのある子で、だからこと余計に悩むことも多い。ただ、基本的にはMarvinの悩みは一定の納得感をもって終わるため、読後感も良い。YL2の多読本といえばMagic Tree Houseあたりが定番だけど、個人的にはこのシリーズが一番好き。